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気まぐれ妄想部屋

思考?半分腐ってると思う。 

飯飯学パロやっとでけた。

飯飯学パロの続きがやっとできましたね。
前回の話は去年の9月とかありえねぇ。
4月からも、鳥渡筒やってこれですよ。

次はもうちょっとはやくしたいものです。

待っている方がいるかわかりませんがおまたせしました^^
続きからどうぞ…。
















「スク?」
 怪訝そうに見つめてくるティメから逃げ出した。
ティメは聡いから絶対に気付かれてる。
どうしたら良いのかわからない。
助けを求めるということはティメにあのことがばれるということ…。

あぁもう、僕はどうしたらいいんだよ。

ひたすらにシャワーを流して頭を冷やそうと思ったが水が勿体ないだけだと考え直した。


の終着


 結局この土曜日が来るまでティメとはろくに会話らしい会話が出来なかった。
ティメは何処まで知っているのかわからない。
何で僕がティメのことを気にして憂鬱な気分にならなきゃ行けないのか…。
もっと考えなきゃ行けないことがあるのに、そう今日のこととか…。
そう思うと気分はさらに憂鬱になった。

約束の時間彼女はまだ来ない。


 あの日、お風呂から上がるとリビングはガランとしていた。
中央の明かりがよりいっそう淋しさを醸し出している。

ティメはもう寝たのだろうか?

 ただたんに部屋で何かをしているのかもしれない。
そう思うと同じ部屋であることが恨ましく思えた。

カラカラカラ。

ベランダの窓が開けられて兄さんが戻ってきた。

「そこにいたんだ」
 誰もいないからびっくりしたよ。
兄さんのお気に入りの場所なのか、たまにベランダに出ていることがある。
冬の時期は部屋着のままで出ていた時は慌てた。
その時、チョミにもそういわれたと嬉しいような恥ずかしいような表情をして頭を掻いていた。

 幾分か機嫌が良さそうな兄さん。
チョミさんに会えたのかな。っと推測する。
そう思うと何か今自分が独りだというのが淋しい。

「えっ、兄さん!?」
 不意に撫でられた頭。

「俺に気にせず楽しんで来い」
 そして、自分の道を見つければいい。

気付かれていた。
今の状態が凄く不安定だと言うことに…。
やっぱり、敵わないや。

「うん、ありがとう」
 いつも暖かく迎えてくれる手に僕は素直にお礼を言った。


僕は本当に恵まれている。
学校でも彼女のことで冷やかされたけど、悩んでいる事がわかると力になってくれると言ってくれた。
だけどティメだけには何も言えなかった。
そのたびに言い聞かせた。

(この約束が終われば全て元通りになるんだと)

 しかし、彼女は何故僕なんかが良いのだろうか?

その疑問だけは解けない。



「スクくーん! 遅れてごめーん」
 ハートマークが乱舞してそうな口調でやって来た。
待ち合わせの時間から遅れること30分。

「大丈夫ですよ」
 僕は笑いながらそう返す。
事実、考え事をしていたためエンジェラさんが声をかけるまでそこまで時間が経っていたことに気付かなかった。
遅れた理由をあれこれ言っていたがイマイチよく分からない。
とりあえず、僕はこの慣れないデートをどうやったら無事に終えれるかが今一番悩ましている事柄だ。

「さっ、行きましょう」

 どうしたらいいか悩んでたら彼女が普通に腕を組み引っ張った。
僕はただ、ついて行くだけ。
本音を言うとこの状態が早く終われば、ギスギスした関係も元に戻るかなとか余計なことを考えていた。
ふと、横を見ると彼女が楽しそうにしているから、それでいいかと振り回されながらも付き合った。

 映画館に入り今まで見たこともないジャンルをみる。
途中、眠くなってしまったが彼女は許してくれた。


「だから、エンジェラは嬉しいの」
 喫茶店に入った時、ジュースを飲みながら満足した表情でしゃべり出す。

「え?」
「んも~! ちゃんと聞いてよね」
「す、すみません」

 すこし、拗ねたような口調で言うものだから、しまったと思い慌てて謝罪する。
そうするとすぐににこやかな笑みになった。

「許してあげる。スク君は優しいもの♪」
 だから、好き! とまで宣言された。
「そんなことないと思うけど」

 今日だけで、何回彼女に不快な思いをさせたか分からない。
そういう意味合いで呟いたのに彼女の笑みは深くなった。

「そうなのよ。だからエンジェラには落とせないって言うのよ。ひどいと思わない?」
 彼女がストローを回すとカラカラと氷の入ったジュースがコップに当たって音がなる。
そんなどうでもいいことが気になるほど、彼女が言っている意味が分からなかった。
「え?」
「ふふっ、スク君は知らなかったみたいだけど、あたし結構モテるのよ?」
 気になった子を必ずと言っていいほど手にすることが出来るの。
例え、それが既に誰かと付き合っている人であっても。

「そっそれは…」

 どう返したらいいか迷った。
イレイザの助言が頭に過ぎる。

「ねぇ、スク君。公園に行きたいわ」
「え?」

 何を察したのか急な場面展開。
僕はただただ、ついて行くしか出来なかった。


『いーい、ちゃんと気をつけなきゃダメよ!』

 彼女はこの学校のスポンサーをしている財閥の娘だからある程度偉そうに出来るらしい。
悩んでいる僕を見兼ねていろいろ仕入れて、次々と助言をしてくれた。

『あいつは飽きやすいらしいから、被害に遭ってもすぐ別のところに行くぜ。深く気にすんなよ!』

 少しの間だけの我慢だな。
くそう、こんな悩みなんて羨ましいやつだぜ。
シャプナーにも励まされた。

(本当に僕は皆に守られている)
 感謝しても仕切れないくらいに…。

 さぁっと舞い散る桜の花びらが目に留まる。
川辺りの桜の並木道。
顔をあげると一面に広がった。

「綺麗よね」

 そう呟くのはティメやミラ兄さんじゃないんだ。
僕は凄く心が狭い。
この風景を一緒に見たかったのは…。

「……ねぇ。もう止めませんか?」

 きっと、彼女も本気で僕を好きだからってわけじゃないと思う。
だから、そう僕は切り出した。

「…どういうこと?」
 彼女の表情が固まる。

「ゴメンうまく言えないけど、このまま続けても辛いし、意味がないと思うんです」

 僕も君も…。

「………」
「………」

 しばしの沈黙。
彼女が俯いてしまったので表情は見えない。

「そう、いいのね?」
 それが貴方の結論なのね?
「……うん」
「…言うわよ」
「…え?」

 彼女は俯いていた顔をあげ、睨み付けるように見据えた。

「あなたが…人身事故の原因だって言うわよ?」

 つまり、人殺しだって!

「………」
 過去の過ちはどう足掻いても消えることはない。
そしてそれを否定するつもりもない。

「スク…」
「……っ!?」
 不意に後ろからかけられた声。
今この時、最も聞きたくなかった。
恐る恐る振り返れば、複雑な表情をしている彼の姿が映る。

「…ティメ」

 何故と言うより、今の言葉を聞かれたという絶望が押し寄せてくる。


 後ろで彼女が不気味に笑ったような気がした。





To be continued


 


ありきたりな展開ですいません。
そして、エンジェラさんファンにお詫びします。
ごめんなさい。


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