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気まぐれ妄想部屋

更新完全停止(廃棄物) 見ていただきありがとうございました。

僕と君の最期のとき

愛しい
 
今日のAM3時ごろ、僕とともに成長していった
愛犬が天国に行きました。

続きから、だらだらと、その時の思いを書きなぐっているので注意してください。
久し振りの更新がこんなんでごめんなさい。

悲しかったんだ><。

今は、落ち着いているけど、やっぱり彼の姿を探しちゃうよ。
















あぁ、この家には君との思い出が少ない。
だけど、君が死んだ場所だ。

君が僕達の所に来て15年と5ヶ月。
意地悪もして、意地悪もされた。
すっかり、飼い主馬鹿でしつけなってないけどうちの子が一番って思ってた。
僕も幼かったから、いろいろ容赦なかったね。

一緒にそこら中を駆け回ってた。
家の外でも中でも…

何時からだろう。
小さい君の体力が僕より無くなったのは…
追いかけっこで僕が速くなったのは…
タオルで綱引きをしなくなったのは…

それでも、君はまだ元気だった。
留守番のときは悪戯してたし、散歩につれてけ、ご飯くれ!ってアピールしてた。

夜寝るときはいつも僕と一緒だった。
一緒の布団で寝てた。

ずっと、このままでいられると思っていたのに…。

去年の春。
君は体調を崩した。
今まで、予防以外ではほとんど無かったのに…。

心臓の病気。
この種類、小型犬によく起こる先天性の病気。
今まで持っていたのは若かったから…。

人間なら即手術な病気だけど、君には出来ない。
お薬貰って、症状を緩和して、心臓の負担を軽くするしか手だてはない。

薬のおかげで、すこし元気になった。
散歩もするし、ご飯も食べる。
ぜぇぜぇ、しんどそうにしているときもあったけど、持ち直した。

そして、そんな不安を抱えながら僕達は新しい家に引っ越したんだ。
慣れぬ場所、慣れねフローリングの床。
君はどう思っていたんだろう。

遠くに行きたがらない散歩道。
ベッドに飛び乗らなくなって…。

徐々に君の体は蝕まれていたんだね。
薬が気休めでしかないんだ。

もともと、グルメだった君だけど
今まで残したこともない大好きだったジャーキーを食べ無くなった。
あの手この手で、品を変えて食べてくれるのを探した。
食べたり、食べなかったりだった。
今振り返っても何が最善だったか分からない。

行きたがらない散歩。
途中から階段も登れ無くなった。
寝てばかりで、家事をする母の後ろを付いて回らなくなった。

ご飯を全く食べなくなったのは一昨日。
水にいろいろ溶かして…。

今日夜中、テレビを見ている母の横で寄り添うように寝ていた。
静かに、静かに…。


振り返れば、予兆はあったかもしれない。
だけど、僕はこの寒ささえ乗り切ればまた元気になるって、信じてた。
明日を君と迎えられると疑ってなかった。

今日も僕の部屋で一緒に寝ている。
すぐにでも、呻き声が聞こえてきそうな気がする
いや、聞こえてくる。

明日の朝、大好きな君がベッドに飛び乗り、僕を起こしに来てくれるよね。


・・・




もうどこを探しても君はいない



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