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- Date:2025年05月24日
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更新完全停止(廃棄物) 見ていただきありがとうございました。
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見慣れた丸い天上。
バーダックの住まいと化している個室。
下級戦士らしく貧相で狭い部屋だ。
「………」
半分起きない頭で見渡すと包帯を至る所に巻いたセリパが居た。
「バーダック目が覚めたかい?」
いつもの日常なはずなのに感じるのは違和感だけ…。
「…っ!?」
ガバッと勢いで起き上がると全身に激痛が走った。
「動くんじゃないよ。メディカルマシーンがいっぱいで最低限の治療しかしていない」
セリパの言葉に耳を傾けながら違和感の正体に気がついた。
あの攻撃を受けて生きているなんて有り得ない。
バーダックは気を失う前の自分の状態を完全に思い出した。
そしてもう一つの違和感。
「セリパ、お前生きていたのか?」
確かに倒れていた状態を見ただけで確認したわけではない。
だが、あの出血の量からして生きていたのが不思議なくらいだ。
「まぁ、ぎりぎりでな。何で助かったのか私にもわからない」
意識を取り戻したとき、僅かながら動けた。
最後の力を振り絞ってポットに乗り込んでここに戻り、最低限の治療を受けたってわけ。
「そうか、他の皆は…」
「辛うじて生きている」
トーマが一番ひどいが皆生きている。
何せ何が起きたのかわからないがベジータ星にいる皆殆どが怪我人でそれも重症者。
ワタシの怪我が軽症に見えるよ。
「そうか」
バーダックは軽く返事をし深く考える。
何かあったと言うのは自分が一番よく知っていた。
だが、おかしい。
だって、本来ならこの惑星は消滅しているはずだからだ。
バーダックはもとより、サイヤ人が生き残れるはずはない。
(何故俺は生きてやがるんだ?)
フリーザのあの惑星をも破壊する巨大な攻撃を受けて…。