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気まぐれ妄想部屋

更新完全停止(廃棄物) 見ていただきありがとうございました。

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秘めた想い(天→トラ)

ごてーん?
「へへへ」
こ、これぐらいセーフですよね?
子どもだし、背負ってるだけなんだから、下心ないですよ!

っていってたら、違う方に見てくるから不思議ですねの深紅です。こんばんは!

祭りの絵のほうに取り掛かっているため、載せようか載せまいかずっと悩んでた小話をUPして見ることにしました。
祭りの絵のほうが、下書きが終わりました。
次は清書です。って言いたんですけど、イマイチ顔が気に食わないのでもうちょいかかるかもですorz
あれですか? スランプですか!?orz

えっと、ちょっと古いので傾向がんん?って思われると思います言い訳は後ほど…。
とりあえず、上記のように「天→トラ」な感じですので、注意です。









 オレいやボクは自他共に認める甘え上手だ。
クラスの子からも両親からもお兄ちゃんからも甘やかされる。
玩具とかお金がかかるのは無理だけどお菓子とかは何も言わなくてもくれる。
それにボクが甘えたいときに甘えられる。
なるべく優先に予定に入れてくれるんだ。
玩具だってトランクス君の家にいけば遊ばしてくれるから、全然不満はない。

でも、誰かが言ってた。
本当に欲しいものは絶対に手に入らないんだって…。

最近そのことは良くわかる。



めた



 ふあふあと揺れている。
暖かい陽射しに重なり合う背中。
これは昔良く迷子になったときにいちゃんがぐずつくボクを慰めながら家に帰るまでによくしてくれてた出来事。
そんな事を思い出したらクスクスと笑いが込み上げて来た。

「ごーてーんー?」
 トランクス君の呼び声で中を漂っていた意識が身体に戻る。
「トランクス君?」
 現状が把握できない一体どうしたんだっけ?
わかるのはトランクス君がボクを背負ってふあふあと空を飛んでどこかに向かっているってこと。

「まだ、頭痛むか?」
 トランクス君には珍しく労りの声色で聞くもんだから思わず。
「トランクス君こそ頭どうしちゃったの!?」
 って言ってしまった。案の定カチンときたんだろう飛ぶスピードの上昇とボクの足に回している手に力が加わる。

「たく、オマエがいきなり学校の屋上から落ちて気を失ったんだろーが!」
「あっ…そっか、ゴメン」
 そうか、あの時本当に落ちちゃったのか。

「何やってんだよ悟天は…」
「うぅ、屋上で寝てたから寝ぼけてたかも…」
「なんだよーそれ」
 トランクス君が呆れた声を出すのにてへへと可愛く笑ってごまかした。

 ホントは寝ぼけてなんかない。
見ちゃったから…。

運動場で楽しく遊んでいるトランクス君を見てて急に寂しくなった。
一年がこんなに差があるなんて考えられなかったのに…。

『今、ここから落ちたら心配して駆け付けてくれるかな?』

ってそんな事考えてたら、持っていたフェンスに力が篭って実行しちゃってたんだ。

「悟天ならあんな高さ何ともないだろうけど、大騒ぎだぜ」
 フェンスが老朽化して子どもが一人落ちたてんで、回りがかなり心配してた。
そんなんをごまかすの大変だったんだからな! 今度から気をつけろよ。

「はーい…ねぇ、トランクス君も心配した?」
 説教になりそうになったから、肩に回している腕に少しだけ力を入れて遮った。

「するに決まってんだろ!」
 トランクス君のその言葉に拗ねていた顔を上げる。
「トランクス君!」

「オマエの頭がこれ以上悪くならないか心配でたまらないぜ」
 あっでもこれ以上悪くなるのは無理か逆に頭良くなったりはしないかな?
「な!? トランクス君ひどーい」
 笑い声と共に言われた言葉にポカポカとトランクス君の頭を叩く。
きっと大丈夫だからこんな冗談が言えるんだ。
トランクス君って優しいもん。

「つーか、ホントに反省してんのかよ」
「してるしてる」

 軽い返事はいつものこと、「オマエ絶対してないだろ~」って、言われるから「ホントにしてるよ~」と返す。
この何気ない会話がどんなに嬉しいかトランクス君は知らないだろう。


 その幸せが壊れるのは決まって自分の家に近づいて来たときだ。
「あれ、今日は悟飯さん家にいるんだ」
 最近忙しくて中々家に帰れないって言ってたのに…。

「研究が一段落ついたんだって、昨日電話で言ってた」
「そっかぁ」
 そっけない口調だけど興味の対象がボクからにいちゃんに移ったのがわかった。
きっと、ボクを送るって言ったのも家ににいちゃんがいるからじゃないかって疑いたくなるくらいトランクス君の表情は変わる。

(酷いや、酷いや)

 回した腕に更に力を加える。
「悟天ちょま、流石に苦しい」

 今はまだボクを見てよ…トランクス君…。
大好きなにいちゃんとトランクス君。

今でも協力することも応援することも出来ない。

それににいちゃんは……。


「トランクス君、ボクじゃダメかな?」
「なーにわけのわからないこと言ってんだ?」

 やっぱり、ボクはどう頑張ったってにいちゃんにはなれないよね。

ボクはボクだもん。
やっぱそれじゃダメかな?


「おーい? 悟天?」


 遠くの方でトランクス君の声が聞こえる。



End


 


これを執筆当時、片思い系を書いていこうと思ってたんです。
ほら、決して交わらない線でつないでいく感じです。

途中で挫折したので、中途半端ですけど…。

ちなみに、天→トラ→飯→未トラ→未飯→ブルマ→ベジータ→悟空→?
ってところまで考えました。
一部おかしなことになってるのは自分でもわかってます。
ですが、悟空から先に続かなかったこと、(どの線にいっても両想い及び悟飯に戻ってしまうことから)
やっぱり自分は悟飯中心の話が好きだーー!
って目覚めてしまったため、放置してましたww

トラ→飯のが1つ仕上がってるのでまた気が向いたら載せますw
その通り、悟飯系だから仕上がったんですw
後、上の考えているのからちょっとづつ加工して仕上げたらいいなぁって思ってるんですけど…。
全然執筆してないので多分、つづかないと思います×
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